農の誇りを明日へ伝える
農業を越えた農耕の園
農耕とは自ら種を播き、耕し、育てそしてそれを食した。 その育てるという過程におのずと教育が生まれ、花が咲き実がつくことにより情操が育まれる。 さらに収穫したものをいかに蓄え活かし食するかという中に文化が芽ばえる。 農業という産業に分化してからは、いかに多くの金銭を得るかとする事ばかりに重点が置かれ、農の楽しみがなくなり教育や文化迄もが衰退してしまっている。農家にとって農地は仕事場であり生活の場でもある。 まずそこを快適な場(大木があって緑の空間があり草花が咲くような)誰もがそこに住みたくなる様な場にするのは当然のことであるのに今迄の農に対する考え方にはその事が全く欠如している。 農園 杉・五兵衛の農園は農場の意ではなく、農業を越えた農耕の園を意味します。 即ち経済は農業として潤し、かつ教育、情操、安らぎ、文化をも含み経済の奴隷にならず大地に働く誇りを持った営みと考えます。
農園料理と園内散策
杉・五兵衛では甲子園球場の2倍ほどある園内で様々な野菜果物、山菜や花などを育てています。 代官屋敷と酒蔵を移築した本館で収穫した作物の手造り農園料理が楽しめます。季節で変わる農園風景と畑の幸を五感で体感してください。作物の収穫体験や動物とのふれあいもできます。